新刊の紹介。網羅的なものではなく、気がついた順で、河島の覚書程度のものです。
西洋古典関係のものが中心ですが、その他にも個人的に興味を持ったものをジャンルに関係なく掲載しています。
各書籍にはAmazonへのリンクが張ってありますので、詳細はそちらでご確認ください。
ウェルギリウス『アエネーイス』の新しい校訂本がTeubnerから発売されていました。
· D. Kurtz, 他. The Eye of Greece: Studies in the Art of Athens. Cambridge U. P. 2010/02/04
クセノポンに関する論集です。ペーパーバック版も同時に発売しています。
· V. J. Gray. Xenophon (Oxford Readings in Classical Studies). Oxford U. P. 2010/04/05
ペーパーバック版の発売です。
Loeb の新刊です。
古代における英雄に関する著作。どうして、またどのように人が英雄と見なされていくのかについて論じています。
ギリシアの宗教に関する論集。ペーパーバック版の発売です。
初期のギリシア詩のなかに表現されるゼウス支配に対する挑戦を論じた書籍。
· N. Yasumura. Challenges to the Power of Zeus in Early Greek Poetry. Duckworth Publishing. 2010/01/30紀元後2世紀の医学者ペルガモンのガレノスと、当時の思想・社会などに関する論集。
古典に関する最新の研究に関する論集。ペーパーバック版の発売です。
古代ローマ共和政に関する論集。ペーパーバック版の発売です。
ペーパーバック版の発売です。
ギリシア語の語源辞典です。ちょっと高額で買えませんが、参考までに。
古代ギリシアにおける音楽についての著作です。音楽理論や楽器の事を扱っているそうです。古代ローマには、弦楽器や笛、さらに水オルガンなど様々な楽器があったので、興味深いです。
· S. Hagel. Ancient Greek Music: A New Technical History. Cambridge U.P. 2009/12/17
ギリシア・ローマの禁欲についてです。同時にペーパーバック版も発売されています。
ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスに焦点を当てた著作。権力を得るまでの仮定を検証しています。その中には、ウェルギリウスやオウィディウスなどの詩人との関連も含まれているそうです。
古代ギリシアの主要な11都市を中心に、ポリスの成立からビザンツ帝国(東ローマ帝国)建国に至るまでの、ギリシアのあらゆる側面に関する歴史を考察している。
· P. Cartledge. Ancient Greece: A History in Eleven Cities. Oxford U. P. 2009/11/23
紀元前73-71年のあいだに、グラディエーター(剣闘士)のスパルタクスが78人の仲間を連れて養成所から脱走する。その後、スパルタクスに多くの奴隷や剣闘士が賛同し、武装化して反乱となった。彼の移動距離はイタリア中をめぐって3200キロに及ぶ。この書籍は、そのスパルタクスの旅路を記している。
ペーパーバック版が新たに出ました。ギリシアの修辞学に関する書籍です。
現代思想1月号は、昨年亡くなったレヴィ=ストロースの追悼特集です。
· クロード・レヴィ=ストロース, 他、『現代思想2010年1月号 特集=レヴィ=ストロース』、青土社、2009/12/28
A Companion to the Classical Greek World のペーパーバック版が発売します。
· K.H. Kinzl. A Companion to the Classical Greek World. Wiley-Blackwell. 2010/01/19
ペーパーバック版の新刊です。
· C. E. Newlands. Statius' Silvae and the Poetics of Empire. Cambridge U.P. 2010/01/14
ジャック・デリダのアテネの写真から考察した写真論.
· ジャック・デリダ、矢橋透(訳)、 留まれ、アテネ、 みすず書房、 2009/12/18
≪内容紹介≫
写真という芸術じたいがすでに、死と不可分の関係にあるのではないだろうか?――古代から近代にかけ無数の死を堆積させてきた「死の都」アテネの断片を写しとった写真たちに導かれ、哲学者はその地を訪れる。町を彷徨い、「見る者」と「撮る者」の見地を往ったり来たりしながら、写真という近代的装置=仕掛けと遅延、そこに写っているものの存在と死、そして「喪の作業」をめぐる思索に立ち止まり、焦点を合わせる。旅のスナップショットのように書き留められた異形の都市/写真論。
カスピ海南東部、イラン高原東北部にあったパルティアとローマの戦争について扱った書籍。
· R. M. Sheldon. Rome's Wars in Parthia: Blood in the Sand. Vallentine Mitchell & Co Ltd. 2010/01/04
プラトンとヘシオドスの作品を比較し、プラトンへの影響を考察した論集。15人の論文が収められている。山形直子さんの論文も収められている。
· G. R. Boys-Stones, J. H. Haubold(編). Plato and Hesiod. Oxford U. P. 2010/01/15
明けましておめでとうございます。今年も気がついた新刊をアップしていきます。よろしくお願い致します。
この本はウィトゥルーウィウス(Vitruvius)の『建築について』の英訳です。
· R. Schofield. Vitruvius: On Architecture. Penguin Classics. 2009/12/29